Category: IT・通信関連

少し前までのデジタコはトラックに取り付けられた専用の計器にSDカードやUSBを挿入して運行し、仕事が終了し帰社時にカードを外して事務所に行き、専用の読み取り機で運行状況を抽出していました。

デジタコは、クラウド技術を利用したタコグラフのことです。

タコグラフは、ちょっと前にアナログ型からデジタル型に進化しましたが、昨今ではさらにクラウド型デジタコに進化してきています。

デジタコは、トラックや観光バスの運行などに利用される業務支援システムです。

デジタコとはタコグラフという運転記録計のデジタルタイプのものが搭載されている、という意味です。

交通事故の原因の究明や事故そのものの削減を目指して、営業車両であるトラックやバスやタクシーなどには、運転記録装置の設置が義務化されてきました。

デジタコは搭載車両の法定3要素を記録することができたり、さまざまな情報を把握することが可能です。

事業用車両のすべてに義務化がすすめられているデジタコですが、アナログタコグラフから乗り換えを検討する運送業者は多いです。

最近は交通事故の抑制を考えた国土交通省によってタコグラフの設置を義務付ける車両が、かなり多くなりました。