海外の優秀な生徒たちと集団生活を送り、ともに学ぶことで、リーダーシップや自立心、また国内では身に着けにくい国際的な感覚を身に着けるなど、人生において大切な人格形成に役立てることができるのがボーディングスクールの大きな魅力です。またボーディングスクールは基本的に英語で過ごすこととなりますので、日本人が苦手とする英語能力も鍛えることができるのです。このように魅力の多いボーディングスクールなのですが、日本人の目線から考えると多少の悩みが出てくることがあります。その代表的なものが日本に対する知識の低下です。
先述したようにボーディングスクールは基本的に英語での生活となりますので、学生生活の間、日本語に触れることがなくなります。高校3年間を過ごした場合、その間に習得する漢字や日本の歴史についてまったく学ぶ機会がなくなってしまうため、日本に戻ってきた時に少し苦労する可能性があるのです。また文化の面でも日本と海外では大きく異なるため、多感な思春期に生活環境を一変させることでギャップを感じてしまいやすくなるのも悩みの一つとなりえるでしょう。そして、卒業後の進学先についても悩む方は少なくありません。
日本の大学かそのまま海外の大学へ進学するのかというのは悩みの種となりやすいものです。日本と海外では入学する時期も大きく異なりますので、早い段階で将来的なビジョンを描いたうえで、進学先を決めることが重要なのです。
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